「しないこと」リストのすすめ 人生を豊かにする引き算の発想
でも、消すと寒いんですよね。
こんにちは。やまかなです。
図書館が好きで、よく行きます。
読むと誰かに伝えたくなって、いつもは家族に話すのですが、
それだけでは飽きたらず、ここでも紹介したいと思います。
「すること」リストに振り回されない人になるための本、とありました。
私もいつも、することリスト作っていますねー。
割りと注意力散漫で、やりたいこと・やるべきことが次々出てきて
思いついたままにあちこち手を付けることもよくありますw
いつか、旦那氏から、欲張りだねと言われて、
ああ、そうか、欲張ってたんだと納得して、
それから、やりたいことは忘れてもいいようにリストにするといいかなと思ったんです。
この本はそれと逆ってことですよね。
「今あるもので充分」「足るを知る」
「しないという引き算を通じて逆に自分らしさが取り戻されたり、本来備わっている活力が流れ出たりする」
「先のことより、今、ここ、の事が大事」
など、ミニマリズムな感じです。
“幸せを追求するための、「すること」リストによって
束縛されたり、不自由になったり、
それに追われてしまいには不幸になったりする”
これって、本末転倒だなー。
何のために時間の無駄をなくそうとしているのか、節約しようとしているのか、
わからない。
何でもやりすぎてないか?と、考えなおさせてくれる内容でした。
以前通っていたフラダンスの先生が、
誇張したような手の表現に対して、「too much!」と
注意されていたのを思い出しました。
フラの振付も、力を抜いたナチュラルな感じがいいみたいです。
何事も自然体がいいんでしょうね。
“「する=幸せ」や「しない=不幸せ」という思い込みを捨てて、
今、ここに生きていることの幸せに気づくのだ。
今まだ手に入れていないものに情熱を注ぐ代わりに
今、ここにあるものをいとおしみ、ありがたく思う。
現在の、自分への不満足やいらだちをエネルギーにして前に進もうとする生き方から
むしろ、一刻ごとの満ち足りた気分を淡々と積み重ねるような生き方へシフトする”
今の私でも、これでいいのだ、と、思えるようになりました。
よかった。
(041)「しないこと」リストのすすめ: 人生を豊かにする引き算の発想 (ポプラ新書)
- 作者: 辻信一
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2014/09/01
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